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黒岳山頂大空を高々と群れで飛び交う。鎌のように鋭い翼と腰の白さが輝くアマツバメ。ご存じのスズメ目ツバメとはまったく違う鳥で、翼を拡げると40cm を超える大きさ。太平洋沿岸の各地に広く分布し、夏になるとカムイミンタラの断崖へ帰ってきて繁殖する。飛びながら昆虫を捕らえるし、飛びながら眠ることもあるという。崖には足の爪を引っかけて縦に止まり、地面に落ちてしまうと飛び上がることはできない。