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早朝、十勝岳温泉を発ち一段岩に向う。雪吹が続き降雪量が多く最後の急な登りではスキーが埋まり雪を漕ぐように登る。 岩上は風が強く何度も三脚を倒され、冷風を顔面に受け時おり意識が朦朧とする。それだけに、烈風が雪を舞い上げる光景は素晴らしく冬山の厳しさを表現している。撮影後もどると顔が凍傷し黒く腫れていたのはこの時である。